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Appleが大好きな人です!主にApple製品に関してのブログを書いています。

iPhone Xのバッテリーを自分で交換した!

みなさまこんにちは、Appleが大好きな人です。

 

WWDC19の開催も近くなってきました。このWWDCが近くなってきた時期に製品のアップデートがサイレントで行われているので、WWDC自体が少し不安ですが...

前回の発表会みたいにつまらない発表会だけは勘弁です(笑)。

 

さて、今回は1ヶ月ほど前に買って親に渡したiPhone Xのバッテリーを交換したので、今回はそれを紹介します。iPhone Xのバッテリー交換は比較的簡単なので、「ヘタってきたな〜」と思ったら自分で交換するのもアリだと思います。

 

それでは作業スタート!

まずは電源を切ります。電源を切ればまあ普通は問題ないのですが、可能であればバッテリー残量を50%以下に減らしておいた方が良いです。

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電源を切ったら分解作業開始です。まずはLightningポート横の星型のネジを外します。知っている方も多いとは思いますが、この星型ネジは特殊ドライバーでないと回すことができません。

⬇︎下のようなドライバーを用意しましょう。

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ネジは結構長いです。

ネジが外れたら、ヘラやピックなど先端が細いもので画面と筐体の隙間に貼られている防水テープをはがします。これが一番手こずる作業かと思います...。なかなか剥がれなくてイライラしますが、慎重にやりましょう(笑)

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両面テープを剥がす際は、本体の左下部分にヘラを差し込むとやりやすいです。最初に差し込む時は横から入れるのではなく、縦方向にヘラを入れた方が入りやすいです。

あとは吸盤などを使うとやりやすいです。

 

全方向の防水テープが剥がせたら、慎重に画面を持ち上げます。持ち上げる時は画像のような方向に開くので、注意しましょう。

丁度電源ボタン側にケーブルが接続されているので切らないように注意が必要です

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画面が開けたら、コネクタ部分を保護しているプレートを外します。この時に、また特殊ドライバーが必要です。今度は星型ではなく、Y字型のネジです。

⬇︎このドライバーがオススメです。精度がいいです。

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このY字型ネジがとにかく最悪で、非常に舐めやすいので、質の高いドライバーを使用する事をオススメします...

 

プレートが外せたら、画像で囲った部分のコネクタを外します。コネクタ部分は非常に精密で壊れやすいので、壊さないように気をつけながら外しましょう。僕はプラスチックのピンセットでいつも外しています。

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バッテリーと本体の接続を解除したら、今度はバッテリーを剥がす作業です。バッテリーの裏は強力な両面テープで貼り付けられているのですが、剥がしやすいようにタブ?が付いているので意外と簡単にはがせます。

このタブを利用せずに、金属のヘラなどで無理やり取ろうとすると、最悪バッテリーに穴が開いて火が出ます(笑)

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バッテリーのタブは下の画像で囲ったように、下3つ、上1つあります。黒くてぱっと見分からないかもしれませんが、よく見るとわかると思います。両面テープになっているので少し剥がして引っ張りましょう。

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全て剥がせるとバッテリーが取れます。変な形のバッテリーですよね(笑)。

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バッテリーが取れたら、新しいバッテリーを用意します。「用意する」とは言っても箱から出すだけですが。

このバッテリーは「iPhone純正修理部品卸販売」さんから購入しました。送料が1,300円程かかりますが、質はかなり良さそうです。

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質がいいどころか、純正部品の可能性まであります。書いていいのか分かりませんが、Appleと記載がある所が消されています...。純正部品の横◯しとかですかね...?

まあ個人的には関係ないのでスルーしますw

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バッテリー裏に両面テープがあらかじめ貼ってあるので取り付けも楽です。

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さて、バッテリーの用意が整ったらいよいよ作業も大詰めです。バッテリーを本体に貼り付けます。この時のコツとしては、バッテリーの下部を可能な限り「Taptic Engine」側に寄せる事です。あまり上につけすぎるとコネクタ部分が外れやすくなってしまいます。

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バッテリーが貼り終わり、本体基板との接続が完了したら、ここで動作確認します。組み立てが完了した後に電源がつかなかったりしたら面倒ですからね(笑)。

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無事つきました。いつも電源ボタンを押してからマークが出てくるまで緊張します(笑)。まあ、バッテリー交換くらいなら失敗することは殆どないでしょうけどね。

充電もバッチリです。初めから20%しか入っていませんでした。

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もちろん電池残量も100%です!一応バッテリーの状態を調べるためにCoconutBatteryで調べてみると、充電際サイクルは6回のほぼ新品でした。動作確認程度の使用回数ですね。

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ひと通りの動作確認が終わったら、組み立てていきます。まあ、組み立てるとは言っても、元に戻すだけの作業です。

まずはコネクタ部分を保護していた金属プレートを戻しましょう。この時のネジはY字型ネジですが、舐めやすいので強く締めすぎないように注意です

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今回の場合は、防水テープはもう貼らないのでこのまま画面を閉じて、Lightningポート横のネジを留めて終わりです。

防水テープを貼りたい方は、一旦画面と基板のコネクタを外して、両面テープを貼ってから再度コネクタを接続する必要があります。

 

これでバッテリー交換は完了です!

意外と簡単ですよね。ただ、画面を切り離さずに作業する場合は、どこかに引っ掛けて画面とのケーブルを千切らないように気をつけましょうw

本当に手先が不器用で心配だという方は、画面とのコネクタを外して作業した方がいいと思います。自分で安くやろうとして壊してしまっては、本末転倒ですからね...。

 

ちなみに今回かかった費用は...

iPhone X バッテリー ¥2,484

● 送料                           ¥1,300

 

合計                              ¥3,784

 

正規店や正規代理店での交換だと¥7,800(税別)ですから、半額以下に収まりました。仮に防水テープを貼ったとしても、せいぜいプラス100円程なので正規交換よりも安く抑えられます。

僕は一年保証が切れたiPhoneは自分で交換しています。

 

というわけで、iPhone Xのバッテリー交換作業でした。念のため書いておきますが、僕の記事でのやり方はあくまで僕のやり方なので、正しい方法ではないですし、最悪壊す可能性もあります。そこだけは覚えておいて下さい。

安く抑える事は可能ですが、無理そうならやらない方がいいかもしれませんね...。まあこんなやり方もあるよ!ってことです。

 

それでは、今回も最後まで見ていただきありがとうございました!