Apple Love.com

Appleが大好きな人です!主にApple製品に関してのブログを書いています。

iPhone Xを修理してみた!

こんにちは、Apple大好きな人です。

 

10連休いかがお過ごしでしょうか。僕は幸いにも自動車学校しか予定がないので非常に気が楽です。せっかく時間もあることですし、ブログ更新も頑張ろうと思います(笑)

 

早速本題に入りますが、今回は以前紹介したジャンク品のiPhone Xを修理したのでその途中とかを少し紹介します。僕は個人で修理をやっているだけなので手順的にまずかったりするかもしれませんが、そこの所は勘弁してください...

⬇︎前回の記事

apple-lover.hatenablog.com

あと、この記事では特別詳しい手順を載せるわけでもないので、修理マニュアルとしては使わないことをお勧めします。(まあそんな人いないかw)

 

前回の記事を見ていただければわかると思うのですが、画面と背面両方とも割れてしまっているiPhone Xなので、今回の修理は画面と背面両方の修理となりました。画面は社外製のOLEDパネルを事前に購入しました。背面ガラスだけの交換は僕には難しすぎると感じたので、背面については筐体だけを丸ごと購入しました。

 

では修理開始します!

まず用意した道具は精密ドライバーセット・ペンタローブドライバー・Y000ドライバー・ピンセット・吸盤・金属製のヘラです。iPhone Xを修理するのであれば最低限これくらいは必要ですよね。写真には写っていませんが、瞬間接着剤とセロハンテープもあったほうがいいかもしれません。理由は後ほど。

f:id:ty1915:20190428103305j:plain

 

まずはじめの手順として電源を切り、電源が切れていることを確認できたらLightningポート横にあるネジをペンタローブドライバーを使って外します。ここのネジは異様に長かったです(笑)。

f:id:ty1915:20190428103657j:plain

 

取れたら今度は吸盤で画面を持ち上げつつ、金属製のヘラで画面と筐体部分を分離させます。筐体と画面の間にはかなり強力な防水テープが貼り付けてあるのでゆっくりと剥がしましょう。また、金属製のヘラを奥に差し込みすぎて中の部品を壊さないように注意した方がいいでしょう。

f:id:ty1915:20190428104000j:plain

 

画面と筐体が分離できたらコネクター部分を固定しているプレートをY000ドライバーを使って外します。プレートが外れたら画面と基盤が三つのコネクターで繋がっているのでそれも外しておきましょう。(本当はそこの画像を撮りたかったのですが、忘れていました...)

f:id:ty1915:20190428104759j:plain

白い四角で囲った部分が画面と繋がっています。

 

画面交換だけならこの画面を外した段階でやってもいいのですが、今回は背面も交換するので画面は最後に交換することにします。もし電源がつかなかったり、なにかおかしいところがあった時に画面交換が悪かったのか、筐体交換が悪かったのか分からなくなってしまうので最後にやった方が良いと考えています。


背面交換ですが、特に何も考えずにネジを外してパーツを外していきます。ネジの位置はしっかりと覚えておきましょう。まずはバッテリー・Taptic Engine・スピーカなどを外しました。

f:id:ty1915:20190428193831j:plain

 

部品が全部外せたら、今度は割れていない綺麗な筐体に部品を移植していきます。iPhone Xは6や6sと比べて随分とパーツ数が減った気がします。意外と分解は淡々だと感じました。でも、異様にマザーボード上のコネクター数が多いですけどね。

f:id:ty1915:20190428194204j:plain

f:id:ty1915:20190428194249j:plain

 

とりあえず、移植は完了しました。完了したので画面は割れたままですが、動作確認をします... これでつかなかったらとうしようかと思いましたが、きちんとついてくれました(笑)。

f:id:ty1915:20190428194425j:plain

 

背面の交換は成功したので、次は画面交換を行います。画面交換は背面交換よりは簡単でした。でも、簡単だからといって手を抜くと痛い目にあうので慎重にやりましょう(笑)。

とりあえず、動作確認のために起動したので再度電源を切っておきます。電源が切れたら、また基盤からコネクターを外します。

f:id:ty1915:20190429110835j:image

 

後は各自で用意した新しい画面にイヤースピーカーやカメラ枠を移植するだけです。用意したパーツによってはイヤーメッシュも移植する必要があるかもしれませんね。

f:id:ty1915:20190429111450j:image

 

部品がきちんと収まる事を確認したら、今度は最終的な動作確認です。ここではまずは表示される・タッチが効く・Face IDが正常動作する・インカメラが使える事を確認しました。僕の場合、問題ありませんでしたので画面を筐体にはめます。

f:id:ty1915:20190429111507j:image

 

画面を筐体にはめ終わったら、画面と筐体に隙間がないか確認し、問題なければLightningポート横のネジを留めて作業は終わりです。液晶パーツを使ったことがないのでわかりませんが、OLEDのパーツは互換品でも綺麗ですね。そこそこの値段のパーツを購入したのでタッチの感じも問題ありません。

f:id:ty1915:20190429203639j:plain

 

背面も画面も無事綺麗になりました!iPhone Xの分解修理は思ったほど難しくなかったです。パーツ数も少ないと感じました。特に画面周辺のパーツは取り外しがしやすくて移植も簡単でした。ただ、まだ値段が高めなので「失敗したらどうしよう」という心配は常にありました(笑)。

f:id:ty1915:20190429203927j:plain

 

結局今回完全状態のiPhone Xを手に入れるためにかかった金額は...

 

iPhone X 64GB ジャンク品    ¥20,000

iPhone X バックパネル    ¥11,400

●互換品OLEDパネル       ¥19,062

 

合計                                           ¥50,506

 

メルカリでもiPhone X 64GB SoftBank版の相場は7万円近いですので、結構安く収まったのではないでしょうか。もちろん修理の手間がかかるっていうのはありますけどね。あとは今年の9月にはSIMロック解除が中古端末でも可能になるのでSIMフリーにしてしまえば最強です(笑)。

 

ただ、2つだけ残念な点があります。まず一つは画面を交換するとTrue Toneが使用できなくなります。二つ目はタップでロック解除が使用できなくなります

一つ目に関しては困らないというか元々True Toneなんて使ってない人にはあまり関係ないことかもしれません。僕の場合、このiPhone Xは親に売ることになっており、元々True Toneとは無縁だった環境だったので全く問題ありません。しかし、二つ目に関しては少し不便に感じてしまうかもしれません。少なくとも普段からタップでロック解除を使っている僕は不便に感じます。せっかくなら新機種の機能を使って欲しかったですが、僕にはどうしようもできませんでした...

どうやらこれらの問題を解決するには、元々付いていた純正の画面のチップに入っている情報を新しいパーツに移行しなければいけないそうです。しかも専用のツールらしきものが必要そうなので、大きい修理屋とかでないと無理そうですね。

 

というわけでいかがでしたでしょうか。僕が使っても良かったのですが、親の使っているのがiPhone 6だったこともあって譲るというか売ってあげることにしました(もちろん部品代と本体代だけですよw)。今の所満足らしいのでよかったです。

 

今回も最後まで見ていただきありがとうございました!