WWDC 19で発表されたものなど!
みなさまこんにちは、Appleが大好きな人です!
待ちに待ったWWDC 19も無事に終わりました!(数日前ですが...)今回の発表はかなり面白い発表会だったので、個人的に気になったものや、発表されたものを紹介しようと思います。
英語のリスニング力の低い「Appleが大好きな人」が聞き取れた内容での記事となりますので、概要を知りたい方はまず、大手メディアの記事を見たほうがいいと思います(笑)。
それでは見ていきましょう!
● tvOS
個人的には興味があまりなくて、部分的にしか聞いていませんでした...。持ってないジャンルのデバイスのアップデートは興味がどうも湧きませんw
僕が聞き取れた内容では
⚪︎ユーザーの選択がホーム画面から簡単に可能に
⚪︎Apple Musicの歌詞表示に対応
⚪︎PS4のデュアルショックとXBOXのコントロールラーに対応
僕が聞き取れたのはこれくらいです。
一番驚いたのはPS4やXBOXのコントローラーが使用できるようになった事です。Appleにしては非常に珍しいですよね。基本的に外部のデバイスを受け付けない仕様のイメージがあるので(笑)。
あとはユーザーの選択が簡単に行えるようになったのはいいですよね。Apple TVはテレビを使うので、形としては家族共有で使う事が多そうですし。家族共有だと家族とはいえ、気を使う必要がある部分もありますからね。
少しApple TVが欲しくなったかも...しれないアップデートでした。
● watchOS 6
まあ、当然watchOS 6が来ました。下にも箇条書きにしてありますが、リーク通りになった部分が結構多かったです。とはいえ、面白そうなアップデートです。
⚪︎ 新しいwatch faceの登場
⚪︎ Apple Watch単体でインストール可能なWatch用のAppStoreの登場
⚪︎ ボイスメモ・計算機・AudioBookなど独立で使用可能なアプリが登場
⚪︎ 環境音が大きい時に警告を出す機能
⚪︎ 生理周期を把握しやすいWatch用アプリ
⚪︎ 新しいバンドの発売
結構ありますね。
個人的に驚いたのはWatch単体でもインストール可能なWatch用AppStoreの登場ですかね。今まではiPhoneのWatchアプリからでないと、アプリのインストールができませんでしたが、これの登場によって便利に感じる場面も増えるのではないでしょうか。また一歩、Apple WatchのiPhone頼りが減りましたね!
あとはリーク通りの内容になりました。ボイスメモと計算機などは一つ前の記事で書いていたのがそのまま当たりましたね(笑)。環境音によっては警告を出す機能もかなり前から噂としてはありました。Appleさん情報漏れ過ぎです...。
残りのウォッチフェイスの追加は毎年恒例ですし、バンドの追加も恒例ですね。今回はレインボーのバンドがまた出たそうです。生理周期の機能については、僕は男なので割愛させて頂きます。
● iOS 13
WWDCのメインといっても過言ではないですよね!iOS 13がもちろん登場しました。
初っ端のが面白かったのですが、iOS12のインストール率が85%なのに対し、ライバルのAndroid 9のインストール率が10%なのを見せるシーンがありました。まあアップデートのしつこい通知を出せばそりゃインストール率上がりますよね(笑)。
僕が聞き取れた新たな変更点は
⚪︎ Face IDの認識速度が30%向上
⚪︎ アプリの起動が今までの2倍に!
⚪︎アプリサイズが50%小さく
⚪︎ ダークモードの登場!
⚪︎クイックパスキーボードの登場
⚪︎ Musicアプリでのタイムリンク歌詞
⚪︎ Mapの情報量が増えてより使いやすく
とりあえずiOSは変更点などが結構多かったので、前半後半の2つに分けさせてください。
前半の内容は結構大き目の変更点です。iOS 11➡︎iOS 12の時もパフォーマンスの向上が凄まじかったですが、今回のパフォーマンス向上も凄まじいです!アプリの起動が最大で今までの2倍になったのは素直に凄いと感じました。Face IDの速度も30%も上がったという事で文句なしではないでしょうか。今まで僕は「アップデートする度にiPhoneが重くなる...」と感じていたので極力アップデートをしないでいたのですが、今回のアップデートには心を奪われそうです(笑)。また、どういった仕組みなのか不明ですが、アプリの容量が50%も小さくなるようです。ストレージの少ないiOSデバイスを使っている方には非常に嬉しいですね!
前半の内容で一番気になるのはやっぱりダークモードですよね!リーク通りではありますが、ずっと待っていました。今現在は脱獄したiPhoneを使って擬似的にダークモードにしているのですが、明らかに目に優しいのがわかります。同じ時間使っても明らかに目の疲れ方が異なります。純正のダークモードでも必ずしもそうなるとは限りませんが、期待度マックスです。ただ、ダークモードは有機EL以外では正直効果があるのは疑問ではあるのですがね...。iPhone Xシリーズをお使いの方にはダークモード、是非オススメしたい機能です。
あとは「やっと」純正ミュージックアプリでの歌詞表示ができるようになりました。今まで何故、頑なに歌詞を表示させなかったのか不明でしたがとうとうやってきました。一人でうろ覚えの曲を歌う時に助かりますねw
前半の残りの内容は細かいですが、クイックパスキーボードという機能とか、アメリカ限定らしいですが、純正Mapが進化して新たな機能が追加されたそうです。クイックパスキーボードについては僕の英語力不足で聞き取れませんでいした...。
iOS 13の変更点後半です。
⚪︎ バックグラウンドで位置情報を使っているアプリに位置情報を許可するか選択できる機能
⚪︎ HomeKitアプリでホームカメラの監視が可能に
⚪︎ Messageアプリに表示されるアイコンにAnimojiが使用可能に
⚪︎ AnimojiをLINEのスタンプの様に送信できるMemoji Sticker機能の追加
⚪︎ 純正写真アプリから簡単な動画の編集が可能に
⚪︎ 年間ごとのイベントごとに写真を分けられる機能
⚪︎ Siriの声がより人間らしく(英語)
⚪︎MesaageAppに届いたメッセージをAirPodsなどでアナウンスしてくれる
後半もたくさん変更点があります。
まず、バックグラウンドで位置情報を取得しているアプリに対する確認機能は、Appleらしいセキュリティの徹底具合ですね。個人的には位置情報が常時オンであろうがどうでもいい人間なのですが、「位置情報が勝手に使われてるのは気持ち悪い!」って感じる方には有難い機能ですよね。
それから後半の目玉機能はSign in with Appleです!これは「Facebookでログイン」や「Googleでログイン」と全く同じものです。しかもログインの際に、メールアドレスが必要な時にはランダムのメールアドレスが使用できるオプションまで付いてきます。これによってログインする時に、余計な情報を送信しなくて済みますね。ただし、Face IDでサインインするのでiOSやMac以外では使用できないようです(Touch IDもいけると思われます)。Apple製品使いにとっては非常に便利になりそうな機能です。
あとは個人的にはとぼ関係なかったので、真面目に聞いてなかったのですが、「ホーム」アプリから自宅のスマートカメラを監視できる機能などが追加されたようです。暗号化した通信を行うのでセキュリティー的にも安全だとか。
全体的にiOS 13は細かなところの使いやすさやセキュリティの向上などがメインのアップデートだと感じました。バグだらけで使いにくかったiOS10時代とは違ってここ数年でiOSもずいぶん良くなりました。これからは大きな機能追加ではなく、こう言った地味な改良を重ねていって欲しいですね。
● iPadOS
まさかこんなものが登場するとは思っていませんでした。結果から言うと普通のiOSに毛が生えた程度ですが、これでまた一歩macOSに近づいたのかな...?と言った感じです。
主な概要はこちらです。
⚪︎ アプリスイッチャーが変更されて、どちらかというとiOS寄りに
⚪︎ 同じアプリを二画面に分割できる機能の追加
⚪︎ 純正ファイルアプリにファイルのプレビュー機能が追加
⚪︎ USBメモリやSDカードからデータの読み込みが可能に
⚪︎ Safariにおいてデスクトップ用ページが標準に
⚪︎ ダウンロードマネージャーの追加
⚪︎ コピペがより簡単にできる機能の追加
⚪︎ Apple Pencilの遅延がより少なく
⚪︎ 画面の端に片手打ちが可能な小さいキーボードも表示可能
ここに書いた概要は全てではありませんが、iPadOSもなかなか新機能などが盛りだくさんです。
この中でも一番ユーザーにとって利益があるのはUSBメモリやSDカードからの読み込み対応ですかね。これによって、カメラで撮ったデータや素材をそのままiPadに転送して編集することが可能になります。これを何年と待っていた方も多いのではないでしょうか?外部からのアクセスを嫌うAppleにしては珍しいアップデートですよね。
僕個人として一番嬉しいのは、Safari上での表示がデスクトップ用になることです。スマホなどの小さい画面ではスマホサイトでも構いませんが、せっかくのiPadの大きい画面なのに機能的に劣るスマホ用サイトなのは嫌でした。もちろん、過去のiOSでもデスクトップ用表示にすること自体は可能でしたが、如何せん毎回切り替え作業をしないといけないのが面倒でした。
iPadOSは来るのが非常に楽しみですね!
● Mac Pro
正直噂の段階では半信半疑でしたが、本当に来ました!今回のMac Proは本当のプロ向けの製品に仕上がっています。
MacProの概要は以下の通りです。
⚪︎ タワー型かつ内部へのアクセスが簡単に
⚪︎ Xeon 28コア
⚪︎ メモリ(RAM)が最大1.5TBまで対応
⚪︎ グラフィックボードがPCIe接続で復活
⚪︎ PCIeの空きスロットもあり
⚪︎ グラフィックボードはモジュラー化されたもの
⚪︎ 1400W電源
⚪︎ 運びやすいコロのオプションもあり
⚪︎5999ドル〜
まず第一に、1世代前のゴミ箱MacProで不評だったメンテナンス性が一気に向上しました。これによって1世代前では不可能だったパーツ交換がおそらくですが、可能になります。おそらくと記載したのは、T2チップが悪さをして交換しても使い物にならない可能性も残されているからです。現行のMacBookなどはT2チップのせいで、紐付けされているSSDなどは交換できないようになっているらしいです。MacProではこうはならない事を願っています...。
お次は性能についてですが、とんでもないモンスタースペックです(笑)。まあ僕みたいな一般人が手を出すような代物ではないのですが...。CPUはIntelのXeonプロセッサーで、最大オプションとして28コアが用意されています。ちなみに最小構成では8コアのXeonプロセッサとなっているようです。一番盛り上がっていたのはメモリ1.5TB対応ですかね(笑)。SSDではなくメモリ(RAM)ですから、とんでもない仕様になったもんです。対応したとはいえ、メモリ1.5TBにするだけでとんでもない金額しそうなのでそこまで積む人は少ないような気がしますけどね...。
Appleはグラフィック関係のソフトに強いためか、グラフィックボードのこだわりが凄かったです。まず第一に、モジュラー式になっており冷却性能もしっかりと考えられているようです。ここでも最強オプションだとRadeon Pro Vega Ⅱ Duoが選択可能です。このオプションはRadeon Pro Vega Ⅱが二枚組み合わさったもので、128GBのHBM2メモリ搭載です。あなたはSSDですか?!元々Pro Vega Ⅱは2つのGPUチップが搭載されているのでPro Vega Ⅱ Duoだと4つのGPUチップで処理できるというなんとも贅沢仕様...。ちなみにオプションとしてはRadeon Pro 580 X・Radeon Pro Vega Ⅱ・Radeon Pro Vega Ⅱ Duoの3つのオプションが用意されているようです。
実機紹介の時にかなりの負担をかけている様なシーンがありましたが、全くカクついていませんでした。さすがですねw
それから、最後に気になるお値段は5999ドルからとなっています。最小構成でこの値段なので、28コアにしたり、グラフィックをオプションのにすると一気に跳ね上がるのですぐに100万越えしそうです。
MacPro本体と同時に、ずっと噂のあったApple純正ディスプレイも登場しました!ただしこちらはかなりのプロ仕様のため僕たちには縁のないものかもしれません...。
⚪︎ HDR対応
⚪︎ 32インチ Retina 6K
⚪︎ 1000nitsの明るさ
⚪︎ 光を反射しにくい加工のガラスを採用したモデルあり
⚪︎ ProStandを使うと縦向きにすることも可能
⚪︎ 4999ドル〜
⚪︎ ProStandは別売りで999ドル
ディスプレイについてそこまで詳しくないのでこのくらいしか書けませんが、何やらすごいディスプレイであることは分かります(笑)。ただ、値段をみてしまったら一気にテンション下がったというか、自分には関係ない製品だなと思い知らされました。
比較対象としてsonyの業務用ディスプレイと比較されていました。Apple曰く、これだけの性能のディスプレイがこの値段なのは安いらしいです。まあ、ディスプレイ本体の価格はいいとしても、ProStandが別売りの999ドルはちょっとないかな...と思います。はじめ登場した時はいかにも付属品的な感じでしたけど、「別売りで999ドル!」と出た瞬間、会場がざわついていました(笑)。いくらプロ向け製品とはいえ、ただのディスプレイスタンドで約10万円は出せませんよね...。
デザインについては、液晶面はすごくスタイリッシュでかっこいいと思いました。でも背面のアナボコがちょっと気持ち悪いと感じてしまいました。MacPro本体は許容範囲なんですけどね。
何にせよ、今回発表されたProと名前がつくものはどれも僕のおうちには来ることがないであろう製品ばかりでしたね(笑)。
● macOS
噂にあったmacOS Mammothとはなりませんでしたね。新macOSの名前はmacOS Ctalinaというらしいです。読み方はカタリーナが正しいのかな?
僕の拙い英語力で聞き取れたのは以下の通りです。
⚪︎ iTunesがAppleMusic・Podcast・AppleTVの3つに分割された
⚪︎ iPadがセカンドディスプレイとして利用可能になる機能
⚪︎ Voice Controlで全ての動作が可能に
⚪︎ Find My機能の追加
主な変更点などはこの程度だと思います。
まず大きく変わったのはやはりiTunesの3分割化でしょうか。噂でiTunesが消えるとありましたが、実質的にそうなりました。Apple自身もiTunesに機能を追加しすぎたと感じていた様で、この度の分割となったみたいです。1つ目のAppleMusicは今までiTunesで最も使われていたであろう、音楽の管理やiPhoneのバックアップデータの管理などの機能を備えたアプリケーションになるそうです。残りの2つは名前の通り、Podcast専用とAppleTV専用のアプリケーションとなるそうです。ちなみに、今までiTunesに入っていた音楽などは新しいAppleMusicアプリケーションでも自動的に引き継がれるようです。なので移行するのにハードルは低そうですね。
続いてのiPadがセカンドディスプレイになる機能はまさか登場するとは思っていませんでした(笑)。iPadをワイヤレス接続でサブディスプレイ化できる機能です。遅延も少ないとか。ただし、現時点での噂では対応可能なMacが比較的新し目のモデルに限られる様です。
最後のFind Myについては、この機能は元々あったFind My Macの強化版みたいなもので、自分のMacがどこにあるのか探すことができる機能です。ただ、この自分のMacがどこにあるのか位置を特定する時の仕組みが変わりました。今まではインターネット接続がなければ見つけることができませんでしたが、今回のFind Myでは他のユーザーの使っている他のApple製品のBluetoothを使用して位置を特定する様です。そのため、インターネット接続がなくても自分のMacがどこにあるのかわかってしまいます。僕はいい機能だと思いますが、「他人のApple製品の Bluetoothを使うという点」で、賛否両論ありそうですね。
というわけで、この度行われたWWDC 19の概要を自分の拙い英語力で聞き取れた範囲でまとめてみました。 この記事は結構文字を書いた方なので、見直しができていません...。誤字脱字などがあったら申し訳ないです。
今回の発表会は全体的に非常に面白いと思える発表会でした。新ハードの登場もありましたし、個人的にはかなり満足です(笑)。ProStandは少しいただけないと思いましたけどねw
それでは、今回も最後まで見ていただきありがとうございました!