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Appleが大好きな人です!主にApple製品に関してのブログを書いています。

iPad増えたけどどれにする?

こんにちは。Appleが大好きな人です。

 

先日はまさかの3日連続で新製品が出てきてびっくりしましたね(笑)

新しい製品が出ること自体は嬉しいのですが、発表会でもしかすると新製品がでないかも...と思うと少し複雑な気持ちになりますね。

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さて今回は、今の増えすぎたiPadのラインナップでどれを選ぶのか、という非常に悩ましい状況なので僕なりの考えを含んだ比較などをしていこうと思います。

どうすれば見やすいのかな...と考えた結果Pagesで表を作ってみました。見ていただけると幸いです。

 

早速比較していきましょう!

 

 

Apple Storeで購入することができるのはiPad Pro 10.5を除く5種類ですが、iPad Pro10.5も整備済製品で購入できますし、十分現役の性能なので比較対象としています。

※追記 iPad Pro 10.5インチ 64GBの値段を間違えていました。60,800円となっていますが、正しくは50,800円でした...ごめんなさい;;

 

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(小さくて見にくかったらすみません...) 

 

左のiPad 2018からですが、こちらは伝統的な9.7インチディスプレイではありますが、最新のiPad Proと画素密度の差はありませんので非常に綺麗な映像・画像を見ることができます。

しかしながら、フルラミネーションディスプレイに非対応であり、Apple Pencilも第一世代のみの対応となっており、細かな点で残念な仕様だと感じます。特にフルラミネーション であるか否かは明るい場所での見やすさや、Apple Pencilで書くときの書きやすさに大きく影響します。

僕がフルラミネーション 非対応のデバイスを所持していないので比較画像をお見せできないのが非常に残念ですが、見比べると液晶が画面の奥にあるような見え方になります。

 

搭載されているCPUはA10 FusionチップでiPhone 7のものと同じです。そのため、ネットサーフィンや調べごと、映像鑑賞程度の軽い作業でしたら十分こなすことができます。メモリは2GBと少し心もとないのが心配になりますが、先ほど言ったように軽い作業でしたらメモリ不足に陥ることは少ないでしょう。

 

一方で性能が抑えめなこともあって価格も抑えめとなっています。

A10チップが載ったデバイスとしては非常に安い、37,800円からとなっています。最低容量の32GBですが、初めてiOSを触る方や初めてiPadを使う方などはこれだけあれば十分な容量ですし、価格が安いこともあってお試し感覚で使える唯一のiPadとなっていると思います。気に入らなければ最悪売ってしまえばいいですしね。

 

これらを加味するとiPad 2018をお勧めできる人は「初めてiPadを使う人でなおかつ今後も使い続けるとは限らない人」、「iPadが欲しいけどとにかく価格重視で安く欲しい人」、「ひとまずお試しで使ってみたい人」です。逆にそれ以外の人にはお勧めできません。

これらに当てはまらない方は次のiPadを見ていただきたいです。

 

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 次は先日発表されたばかりのiPad Air 2019です。

 

こちらは今までの伝統的な9.7から少し大きくなった10.5インチのディスプレイを搭載しています。このiPad Airと選択に悩むであろうiPad Pro 10.5インチと同じサイズです。

iPad 2018と同じ画素密度・リフレッシュレート・Apple Pencilの対応具合ですが、きちんとフルラミネーションディスプレイ対応です。そのため、iPad 2018とはApple Pencilの使い心地・ブラウジングなど文字を見る作業の快適度が異なります。

 

またCPUもiPhone XS/XRと同じ最新のA12 Bionicチップ搭載なのでスペック不足で困るといったことはまずないでしょう。3Dゲームはもちろん動画編集なども軽々とできてしまいます。メモリはXSシリーズよりは劣る3GBですが、iOSはメモリ管理がうまくできており、正直2GBでも事足りますので足りなくなることはほとんどないでしょう。

※今記事を書いている時点では未発売のためメモリ情報が未確定ですが、おそらく3GBとされているのでこの記事では3GBとします。

 

ただしお値段はiPad 2018ほどお財布に優しくありません...最低容量の64GB Wi-Fiモデルで54,800円〜と税込だとほぼ6万円コースです。ですが最新のiPhoneとほぼ同じ性能でしかもiPhoneよりも画面が大きいものが6万円と考えるとコストパフォーマンスは悪くないのではないかと思います。

とりあえず今からiPadを買うのであればこれを買っておけば間違いないと自信を持って言うことができるものに仕上がっています。

 

以上を加味するとiPad Air 2019をお勧めできるのは「初めてiPadを手に入れる人で特に使い道は絞っていない人」、「気軽にiPadでお絵描きしたい人」、「iPad 2017以前からの移行を予定している人」です。

iPad Air 2019はどの層向けの製品なんだ」、「出す必要なかった」なんて言われていますが、僕個人の意見としては今あるiPadシリーズの中で一番万人にお勧めできるいい機種だと思います。

ただし1つ残念な点があって、それはスピーカーが2つしかついていないのでiPad Air 2019の比較相手であるiPad Pro 10.5には音質では叶わないと言う点です。iPad Pro 10.5は4つもスピーカーがついているのでiOSバイスの中では格段に音質はいいです。そこを妥協できるかどうかでiPad Proシリーズに手を伸ばすかどうか分かれ目かなと思います...

 

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お次はiPad mini 2019です。

 

iPad miniは意外と需要が多いのと、mini 4から約3年半も更新がなかったのが合間って非常に売れそうな機種ですよね。はじめてiPadを買われる方の中にも「iPad miniがいい!」と思っている方も少なくないのではないかと思います。ですが、初めてiPadシリーズを買う方にこそしっかりと見て欲しいことがあります。

 

ディスプレイは7.9インチと普通のiPadよりは小さいけどiPhoneよりは大きいという点が丁度いいサイズ感だと思います。他のiPadと比べて本体サイズもコンパクトなので持ち運び時に邪魔になりませんし、重量も軽いのでカバンも重たくなりません。ベッドで転がりながらネットサーフィンも非常に快適です(笑)

しかもこの度Apple Pencilに対応したので持ち運んで外でお絵描きしたり、仕事でメモに使うという使い方もできるようになりました。まさに痒いところに手が届く、そんなやつになりました。

 

CPUもmini 4のA8チップから一気にA12 Bionicへと進化し、「miniはスペックがね...」と嫌煙されていた方やmini 4からの買い替えをする方には最高のアップデートとなったのではないでしょうか。もう性能不足で待たされることはなくなりそうです。メモリも3GBあるので僕がmini 4でSplit Viewをした時に感じていたカクツキもなくなるでしょう。

 

お値段は実質値上げとなっています。以前はmini 4 128GBが45,800円でしたが、今回は64GBで45,800円〜となっています。実質値上げされたとはいってもこのスペックが4万円代で購入できると言うのを考慮すると決して高くはないのでは...?と思います。そもそも7インチクラスのタブレットでここまで性能がいいものは他にないですしね。

 

コンパクトで高性能でしかもコスパいいタブレットであることは間違い無いのです。

ですが、先ほど記載した「普通のiPadよりは小さいけどiPhoneよりは大きい」と言う点は長所でもあり短所でもあるとminiシリーズを実際使った僕は言いたいです。単刀直入にいうと「微妙なサイズ」なんです。

普通のiPadよりは小さいのでコンパクトな反面、SplitViewで2つのアプリを同時に立ち上げた時はどうしても窮屈に感じてしまいますし、やはり作業性も良くないです。iPhoneよりも大きいので動画などのコンテンツをiPad miniで観るのはいいですが、本体がiPhoneよりは大きく重たいので結局手が疲れて、最終的にiPhoneでいいやとなってしまう...

僕がiPad miniを買った後が実際そうでした。みんながみんなそうなるわけでは決してありませんが、僕の場合はしっかりとサイズわけをした方が良かったんです。もしかるすとこれを読んでくださっている方の中にもいらっしゃるかも...?

 

これらを考慮すると「以前のiPad miniシリーズからの買い替えをする人」、「仕事で持ち運んで使う人」、「Split Viewなんて使わない人」にお勧めできます。しかしながら、「初めてiPadを手に入れる人」、「iPhoneヘビーユーザー」、「iPadで色々しようとしている人」にはお勧めできません。僕のように使わなくなってしまう可能性が高いです...一応、こういった例もあるよというのを知って欲しかったので書きました。

 

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次はこの中で個人的には一番悩ましいiPad Pro 10.5インチです。

今現在は先日のサイレントアップデートでラインナップから外されてしまいましたが、まだ整備済製品としてほぼ新品が出ています。今回の値段などは整備済製品としての価格となっています。

 

ディスプレイサイズは先に紹介したiPad Air 2019と同じ10.5インチとなっています。また、解像度と画素密度、フルラミネーションディスプレイに対応とApple Pencil第1世代のみに対応という点まではiPad Air 2019と全く同じです。唯一違うのがリフレッシュレート。

リフレッシュレートとは一秒間にどれだけ画面が切り替わるのかという値で、高ければ高いほど画面が滑らかに動きます。わかりやすい例えでいえばYouTubeの30fpsと60fpsの違いです。60fpsにすると明らかに画面がヌルヌル動きますよね?あれと同じで普通の液晶は大抵60Hzですが、iPad Pro 10.5インチは120Hzなので実際使ってみると明らかに違いに気がつきます。特にApple Pencilで絵を描く時にはペン先に吸い付くように描くことができるので「本格的に絵を描きたい」という方は120Hzの方が絶対にいいです。

もリフレッシュレートが上がることによって画面がヌルヌル動くようにはなりますが、正直Apple Pencilで絵を描く時以外では特別恩恵を受けられるわけではないという点もあります。ゲームやブラウジングで動きが滑らかになるとはいっても60Hzもあればプロゲーマー以外には十分だと考えられますしね...

なんやかんや書きましたが、リフレッシュレートが高い方が恩恵を受けられなかったとしてもいいことには変わりないので考えすぎないように!(笑)

 

iPad Pro 10.5のCPUはA10 X Fusionチップです。このチップはA10 Fusionチップよりは性能が高く、A11 Bionicよりは劣るちょうど中間のものです。流石のiPad Air 2019搭載のA12 Bionicにはかないません...

とはいえ、A10 Fusionでもかなり快適に動作することを考えると十分な性能なのではないでしょうか。普通のブラウジングや動画鑑賞、3Dゲームも十分快適に動くと思いますし、画像・動画編集も十分できるでしょう。メモリも4GBもあるので足りなくなるということはほとんどないと思います。何気に第3世代iPad Proとメモリ数は同じですからね。

 

値段も整備済品となると少し安くなります。64GB Wi-Fiモデルが50,800円〜となっています。しかもこの値段で4つのスピーカーと12メガピクセルのカメラとLEDフラッシュがついています。ここはまさにProの名に恥じない素晴らしい仕様となっています。

だからこそ非常に悩ましいと思うのです。先日出たばかりのiPad Air 2019はチップはA12 BionicとiPad Pro 10.5よりも基本性能は優れているのです。一方で4つのスピーカーと12メガピクセルのカメラ、リフレッシュレートが120Hzのディスプレイは搭載されていません。価格差はiPad Air 2019の方が54,800円〜と4,000円の差があります。

 

これはチップの基本性能を取るのか、はたまたスピーカなどのPro仕様をとるのかで完全位分かれると思います。個人の好みなのでなんとも言えませんけどね...

iPad Pro 10.5をお勧めできる人は「4つのスピーカーにこだわる人」、「カメラはある程度いいのが欲しいし、LEDフラッシュライトも必要という人」、「本格的に絵を描きたいけど第3世代iPad Proは高すぎる...という人」にお勧めできます。

 

 

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次は個人的に最も完成度が高いと思っているiPad Pro 11インチモデルです。
 

ディスプレイはiPad Pro 10.5インチからサイズアップして11インチになった大きなディスプレイにフルラミネーション ディスプレイ、リフレッシュレートも120Hzでヌルヌル動きますし、さらにApple Pencil第二世代にも対応しているという、最上位機種なのでディスプレイ面ではケチのつけどころがないモデルとなっています。

伝統的なiPadの9.7インチから1.3インチもサイズアップされていますが、ホームボタンが廃止されベゼルも細いので意外とコンパクトです。また、iPad Pro 10.5よりも0.2mmほど薄くなっていますが、数字以上に薄くなったと感じます。本当にペラペラで曲がってしまいそうです(笑) 

 

CPUは最新のiPhoneシリーズのA12 Bionicよりもさらに性能のいいA12 X Bionicチップが搭載されているので性能不足に陥ることはまずないと思います。もはやここまでくるとiOS上でできることではこの性能を使い倒すことはできないのではないでしょうか。下手なノートパソコンよりは普通に性能がいいですからね...

メモリは基本的には4GB、1TBモデルのみ6GBとなっています。4GBでもメモリ不足に感じることはまずないと思われますので心配する必要はないでしょう。iPadに載っているOSがMacOSでしたら足りなくなるかもしれませんが、iOSはメモリ管理がしっかりとしているのでメモリが2GB以上であればメモリ不足でカクツクことはほとんどなくなりました。

 

このiPadが他のiPadよりもさらに優れている点はFace IDです。「Face IDは使えない!」「顔を認識してくれない」なんてよく言われていますが、それはiPhoneの話であって、iPad Proに搭載されているFace IDは快適そのものです。もちろんマスクをした状態では認識されませんが、iPad ProのFace IDはどの向きからでも認識してくれますので、 iPhoneのようにしょっちゅうエラーが出るなんてことはありませんし、解除スピードも非常に速いです。

僕個人の意見としてはiPadこそFace IDが最適だと思っています。iPhoneよりもiPadの方がFace IDによる恩恵は大きいです。

また、Face IDが搭載されたことによりホームボタンが非搭載になりましたが、慣れてしまえばむしろホームボタンなんてない方が操作しやすいと感じます。下からスワイプしてホームに戻る動作に慣れると、押す力の必要なホームボタンはただ面倒でしかなくなります。

 

以上のことから、iPad Pro 11インチをお勧めできるのはiPad Proシリーズからの買い替えをする人」、「予算はたくさんあってどれを買えばいいかわからない人」、「仕事や趣味で本格的な内容のことをする人」、「ガジェット好きな人」です。

予算さえ許せばiPad Pro 11インチを買っておけば間違い無いです。他のiPadシリーズと比較した時に無いものがTouch IDくらいしかありませんからね。

 

でも逆にお勧めできないのは「予算がそこまでたくさん用意されていない人」、「どうしてもTouch IDもしくはホームボタン有りがいい人」、「最新版は信用できないと思っている人」です。

予算が許す限りと記載したように、64GBでも89,800円〜と非常に高価です。iPadにここまで出せないよという方はiPad Pro 11インチはやめておいた方がいいかもしれません。予算オーバーしてまで買う必要があるのかと言われると全くそんなことは無いと思いますので、しっかりと予算と相談しましょう。

あとははやりいくら僕が「Face IDはいいぞ・ホームボタンはいらないぞ」と言っても、人によってはTouch ID+ホームボタンが最適な人がいるわけです。どうしてもホームボタンやTouch IDが欲しいという方は無理にFace ID搭載機にする必要は無いと思います。それこそ不便な思いをしてしましますからね...

そして最後の「最新版は信用できない」という点についてですが、これはこのiPad Pro11インチをカバンに入れていると曲がってしまう・折れてしまう、という悲惨な事件が発生していることを指します。薄さゆえの代償ですかね... iPadに限らず、フルモデルチェンジした後はどうしても不具合などが発生しやすいです。それがどうしても耐えられないという人は完成された伝統的な形のiPadを使った方がいいと思います。

 

 

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最後はiPadシリーズの頂点に君臨するiPad Pro 12.9インチです。

 

ディスプレイはiPad Pro 11インチと同じ画素密度、フルラミネーションディスプレイ対応、リフレッシュレート120Hz、第二世代のApple Pencilに対応と至れり尽くせりですが、11インチモデルと大きく異なるのが見ての通り、12.9インチという大きなディスプレイです。絵を描いたり、ネットブラウジング、動画鑑賞などは非常に快適に行うことができるでしょう。また、スマートキーボードをつければノートパソコンとして代用できてしまうくらいです。(もちろん作業内容によってはiOSでは厳しいですが...)

 

 CPUも11インチと同じA12 Bionic チップなので性能不足に陥ることはまずないでしょう。メモリも11インチと同様です。

Face IDとベゼルレスデザインも11インチと同様です。

 

ただ、画面が非常に大きいので持ち運びはまず考えない方が良いかと思います... 631gと非常にヘビー級ですし、カバンによっては入りきらないものもあるのではないでしょうか。スマートキーボードをつければノートパソコンがわりになるとは言いましたが、iOSでできることは限られていますし、iPad Pro 12.9インチを持ち運ぶくらいなら最初からMacBookの方が良さそうです。

 

以上のことからiPad Pro 12.9インチをお勧めできるのは「家、もしくは職場でのみ使うことを考えている人」、「絵を大きな画面で描いたり、大きな画面でゲームをしたり、動作を見たりしたい人」、「とにかく最上位機種が欲しい人」です。

それ以外の人にはあまりお勧めできないかな...と個人的には思います。12.9インチという大きなディスプレイは素晴らしいのですが、大きさゆえにタブレットでは需要が限られていると感じます。タブレットにこだわらなければ普通のノートパソコンでは13インチ以上がほとんどですから。

あとは値段も目玉が飛び出そうなくらい高いです。64GBモデルが111,800円〜と当たり前のように10万円超えです。とてもではありませんが、万人に勧めできるモデルでは無いと思います。

 

 

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さていかがでしたでしょうか。僕としては非常に長い文章となってしまったので読みにくかったり、意味不明なところがあると思います...生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。

iPadもラインナップが増えすぎたような気もしますが、消費者にとっては選択肢は多い方がいいのか...難しいところですよね。かといってサイズ・性能・価格がバラバラなので選択も難しいですし...

 

まあこんなことをいったら何ですが、ガジェットはビビっときたらそれを買えば案外大丈夫だ、ということです(笑)深く考えず、最初に魅力的だと感じたものを買ってしまうのもありだと思います。僕はそれでほとんど後悔したことないです。

とまあかなり偉そげなことを言いましたが、Apple信者の独り言くらいに思っていただけると嬉しいです。

 

最後まで見ていただきありがとうございました!